ツライ症状と人生の転機

ツライ症状と人生の転機

リウマチになった母の、最初に出た症状は手の腫れでした。

私の母は何に対してもとても頑張る人です。
口やかましい祖母と亭主関白の父のもとで細々と暮らしているという人でした。自分のやりたいこともやりたいと言えないような謙虚さが、子供の私からみれば痛ましくも思いました。朝早くから仕事に出かけ、夜は帰りの遅い父を待つ母の姿はまさしく主婦の鏡といった感じでした。そんな母の体調の変化が現れたのは私が社会人になって間もなくの頃でした。母の手が腫れぼたくなってきたのです。
最近は手がこわばるといった感じになってきたようでした。私は母に病院に行くようすすめました。そしてそれがリウマチだと分かりました。治ることのない病気だということで、母は相当ショックを受けていました。

その後は熱が出たり体がだるく節々が痛くなったりと様々な症状に悩まされました。
でも、その症状からくる体調の悪さを上回るショックで、母はとうとう寝込んでしまいました。食事療法を過剰にしたせいで体重はかなり落ちました。リウマチになった原因の一つに長年のストレスもあるということを知って、母は余計に悩むことになりました。その頃の母は自分も家族も攻めていたように思います。今では自分の人生をとても楽しんで過ごそうとしている母に変わりましたが、当時はとにかく家が真っ暗闇で、笑いのない生活が2年ほど続きました。病気になったことは大変悲しいことですが、母が変わるきっかけになったことは間違いありません。この先症状が悪化しないことを祈りたいです。

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